『電撃戦隊チェンジマン』第26話
放送日:1985年7月27日
脚本:藤井邦夫 監督:長石多可男
▼物語▼
1人でランニングしていた麻衣は、仲良さそうに走っているカップルに遭遇する。
「羨ましくなんかないもん」と強がる麻衣だが、余所見をして大きな石に躓いてしまう。
転倒し、左膝を怪我してしまう麻衣。
すると、白いハンカチを差し出して「大丈夫ですか?このハンカチ使ってください」と言う若い男が現れた。
平気な振りをする麻衣だが、「いえ、怖いのはバイ菌です」と言われ、男に優しく手当てをされる。
「これで、大丈夫。バイ菌を侮ってはいけません。」
「どうもありがとう。」
「一緒に走りましょうか?」
「はい!」
男と一緒に走り、嬉しそうな麻衣。
すると、小型のUFOが墜落し、中から怪我をした宇宙動物が現れた。
近付こうとする男に「待って!調べてからじゃないと危険です」と言う麻衣だが、男は「あいつ、怪我をしている。調べてからじゃ死んじまうかもしれん!」と言って宇宙動物に駆け寄った。
「…こいつはプレアデス星雲系の宇宙動物だな。」
「プレアデス星雲系の宇宙動物?」
「うん。昔一度見た事がある。」
「あなたは…?」
その時、宇宙獣士ホーグルが襲い掛かって来た。
麻衣は男を守るが、ホーグルは「リンド星の動物を渡せ」と言う。
やがて、ヒドラー兵が襲い掛かって来て、麻衣はヒドラー兵と戦いながら男を逃がした。
しかし、宇宙動物を守っていた男がヒドラー兵に右腕を噛まれてしまい、麻衣はヒドラー兵を蹴り飛ばした。
だが、麻衣はホーグルにプラズマ弾で攻撃され、追い詰められてしまう。
麻衣はチェンジブレスで変身し、ホーグルにフェニックスアタックで反撃した。
やがて、チェンジドラゴンたち4人も駆け付け、チェンジフェニックスは宇宙動物と共に男を逃がした。
しかし、ホーグルは「お前たちを倒すのは簡単だが、今はリンド星の動物を追うのが先だ」と言って、チェンジマンをプラズマ弾で攻撃し、空を飛んで行った。
ゴズマードではバズーがギルークに命令を出していた。
「ギルーク。リンド星の動物を始末しろ。」
「しかし、動物がリンド星から持って来たメッセージは、既に人間どもの手に渡った事でございましょう。今更動物を始末した所で…。」
「地球人はリンド星を詳しくは知らぬ。助けに行くには必ずあの動物に道案内をさせる。だから、一刻も早く捜し出し、始末するのだ。」
畏まるブーバとシーマだが、ギルークはあまり乗り気ではないらしい。
「バズー様。ギルークはリンド星攻略に興味を持っておりません。私があの動物を必ずや片付けてご覧に入れます。」
アハメスは荒廃した惑星でバズーにそう告げるのだった。
剣たち5人はホーグルを捜し回っていたが、見当たらなかった。
すると、伊吹から帰還命令が出され、電撃戦隊基地の司令室に戻って来た。
「ちょうど今、宇宙動物が持って来たメッセージをセットした所だ。
麻衣。医務室行ってドクター東郷を呼んで来てくれ。」
「ドクター東郷?」
「あの宇宙医学で有名な、地球守備隊アメリカ支部のですか?」
電撃戦隊基地の医務室で宇宙動物の手当てをしていたドクター東郷。
呼びに来た麻衣は、それが一緒に走った男だと知る。
「あら!」
「やぁ、先程はどうも!」
「あ、いいえ!あ、あの、宇宙動物が運んで来たメッセージが、セットされました!」
「あ、そう。じゃあ行きましょう。」
「はい!(あ…、あの人がドクター東郷…。)」
宇宙動物が運んで来たメッセージには、宇宙人の少年が映っていた。
「僕のリンド星は、ゴズマの宇宙獣士ホーグルの伝染病で、皆殺され、征服されそうになっています。
ペットのギギに、このメッセージと、この伝染病の病原菌を持たせます。
リンド星にはギギが案内します!助けてください!お願いします!」
宇宙人の少年は泣きながらそう訴え、伊吹はメッセージのCDを取り出した。
「プレアデス星雲系リンド星は、ゴズマの伝染病で滅亡の危機を迎えている。」
「その伝染病の正体は、TA5型宇宙ウイルス。つまり、地球のおたふく風邪のような物です。このギギも罹っていますよ。」
「ドクター東郷。伝染病を治す薬は?」
「もちろん開発できます。」
「伊吹長官。リンド星の少年からのSOSを放ってはおけません。私が薬を持って、リンド星に救援に行きます。」
「いや。リンド星には私が行きます。長官。行かせてください。」
「しかし、ドクター!ゴズマは必ず攻撃して来ます。危険です。」
「相手は伝染病です。医者の私が行くべきです。それに君たちが行くと、地球はゴズマの思うままにされてしまう。」
「ドクター…。」
「大丈夫。私も地球守備隊の1人だよ。長官。宇宙研究所に行って、薬を用意します。」
「よし。頼むぞ。」
麻衣は東郷がいなくなるという事にショックを感じていた。
白い車で宇宙研究所に向かう東郷。
その後ろをバイクで麻衣が追い掛けて来た。
「私もリンド星に連れて行ってください。」
「君を?」
「はい。お願いします!」
「しかし、君はチェンジマンだ。地球を離れる訳にはいかん。」
「でも、危険です!二度と地球には…、だから、私も!」
「確かに危険だ。でもね、リンド星とそこに住む人たちを助けてやれる可能性がほんの少しでもある限り、俺は行く。
それが、医者としての俺の務めだし、宇宙平和を願う者の使命なんだよ。リンド星が俺を必要としてるように、地球は君を必要としてるんだ。分かるね?」
麻衣は静かに頷いた。
その時、電撃戦隊基地にいるはずのギギが空を飛んで行った。
東郷と麻衣はギギの後を追い掛け、廃屋へとやって来た。
「どうした?どうしてこんな所にいるんだ?」
そう言って、東郷がギギに触れようとすると、ギギは姿を消した。
すると、笑い声を上げながらアハメスが現れた。
「まんまと私のホログラフに引っ掛かったわね。ホーグル!」
アハメスがそう言うと、ホーグルとヒドラー兵が襲い掛かって来た。
麻衣は東郷を守りながら相手をするが、ブーバも現れ、ブルバドスの光線を食らってしまう。
さらに、麻衣はホーグルの羽根手裏剣を食らってしまい、体が痺れてしまう。
「羽根に麻酔薬が…。リンド星の伝染病も、この羽根で広めたのか…?」
麻衣に駆け寄ってそう言う東郷だが、ブーバはブルバドスで東郷を殴り飛ばし、麻衣にとどめを刺そうとした。
しかし、アハメスが「おやめ!」と言って、ブーバを止めた。
「この2人を人質にして、リンド星の動物と交換するのよ。」
電撃戦隊基地の司令室のモニターに捕らえられた東郷と麻衣が映し出され、アハメスが話をする。
「2人を返してほしければ、リンド星の動物を武蔵野の外れにある廃墟に寄越しなさい。」
「ゴズマめ…!」
「だけど、どうして麻衣と一緒なんだ?」
ギギが鳴き出し、伊吹が話をする。
「ギギは渡さん!しかし、2人も救出するんだ!」
吊るし上げられた麻衣は、気絶した東郷に声を掛けるが、反応がない。
「助けなきゃ…。ドクターを助けなきゃ…!こんな所で、やられてたまるもんか!」
ロープを揺らしながら脱出を図ろうとする麻衣。
やがて、バズーの前にチェンジドラゴンたち4人がやって来た。
「リンド星の動物を連れて来たか。」
「それより、麻衣とドクターはどこだ?」
すると、ホーグルが飛んで来てプラズマ弾を吐き、チェンジドラゴンはチェンジソードの銃型で反撃した。
しかし、ホーグルは麻衣と東郷がいる場所にプラズマ弾を放った。
「チェンジマン!抵抗すると翼麻衣の命はないぞ。」
その頃、東郷がようやく意識を取り戻した。
しかし、ホーグルが「あと1発で翼麻衣も終わりだ」と攻撃の準備をし、ブーバがチェンジドラゴンたち4人にギギの引き渡しを迫る。
麻衣は逆さになり、燃えている火で自分を縛っているロープを焼き切ろうとした。
ブーバはチェンジドラゴンたち4人をブルバドスで突き飛ばし、トランクの中を開けた。
しかし、中には何も入っておらず、「おのれ!よくも騙したな!」と言う。
麻衣は何とかロープを引きちぎり、東郷を助けた。
ブーバは麻衣と東郷がいる場所に左手の爪からの光線を放ち、とどめを刺そうとした。
しかし、フェニックスのイメージと共に炎に包まれて、麻衣と東郷は無事に脱出するのだった。
東郷を安全な場所へ逃がし、麻衣はチェンジブレスで変身した。
戦隊名を名乗り上げ、OP曲のインストをバックに、ヒドラー兵を倒すチェンジマン。
外へ出てブーバはホーグルにプラズマ弾を吐かせ、チェンジマンを攻撃させる。
さらに、ホーグルは羽根手裏剣を食らわせようとするが、チェンジフェニックスがフェニックスファイヤーでそれを焼き払った。
チェンジフェニックスはホーグルにフェニックスアタックで反撃した。
そして、5人のパワーバズーカでホーグルを撃破するのだった。
しかし、台車に乗ってギョダーイが現れ、ブーバはギョダーイにホーグルを巨大化再生させた。
チェンジドラゴンはチェンジロボを発進させた。
巨大ホーグルが放ったプラズマ弾を食らい、火に囲まれてしまうチェンジロボ。
しかし、空を飛んでチェンジバルカンで巨大ホーグルに反撃し、チェンジシールドから電撃剣を抜いて、電撃剣スーパーサンダーボルトでとどめを刺すのだった。
電撃戦隊基地の廊下で整列し、リンド星へ旅立つ東郷を見送る剣たち5人と電撃戦隊戦士団。
伊吹が東郷の肩を叩き、「頼むぞ」と言う。
「ドクター。地球は我々が守ります。リンド星を必ず助けてください。」
「うん。頑張るよ。君たちの事は忘れない。」
剣たち5人と握手を交わす東郷。
「お体に気を付けて。」
「うん。麻衣君。色々ありがとう。」
東郷は「じゃ、行って来ます」と言って敬礼し、伊吹・剣たち5人・電撃戦隊戦士団も敬礼した。
旅立つ東郷の背中を見つめる麻衣。
「(頑張ってください。私も必死に地球を守ります。)」
薬を積んだ東郷のロケットは、シャトルベースの見送りを受け、リンド星に旅立った。
東郷との楽しい時間を思い出しながら、涙を流す麻衣。
「大丈夫。ドクターはリンド星を助けて、必ず戻って来るわ。」
「さやか…。」
「…初恋?」
「うん…。」
「良かったわね。良いわねぇ、麻衣の初恋。いつも星空の中にあるんですもの。ね?」
「…うん!」
麻衣の淡い初恋は、宇宙の彼方に消え去り、終わりを告げた。
▼解説▼
第15話から11話振りの麻衣単独主役回で、特撮ヒーロー番組恒例の成就しない初恋エピソード。
生身のアクションが多く描かれていますが、藤井氏らしいロマンチックな話になっていました。
エピローグで女性キャラクターが女性キャラクターに「初恋?」と聞く流れは、同じ藤井脚本の『世界忍者戦ジライヤ』第26話に受け継がれています。
今回のサブタイトルは、麻衣が東郷と走り出す所で挿入されています。
第15話に続いて麻衣の名前がサブタイトルに入っていますが、第44話でも麻衣の名前がサブタイトルに入る事になります。
東郷直人を演じた武見潤さんは、『デンジマン』第19話で松本直也を演じていました。
劇中では「ドクター東郷」と呼ばれていましたが、エピローグでナレーターが「直人」と呼んでいました。(予告編でも「直人」と呼んでいました。)
直人はヒドラー兵に右腕を噛まれて赤い血を流していましたが、すぐに治っていたようでした。
Aパートの変身シーンは、麻衣が「レッツチェンジ!」と言った後、単独変身していました。(変身後のバンク映像が挿入されていました。)
直人が「君はチェンジマンか!」と言ってチェンジフェニックスを見た時は、周りに靄が掛かったような演出が見られました。
フェニックスアタックが使われるのは、劇場版第1作を除くと第6話から20話振りで、これで3回目になります。
チェンジブレスのモニターに映像が映る演出は、第11話から15話振りで、本話が最後になります。
地球守備隊にはアメリカ支部がある事が、本話で判明します。(本話でしか聞かれません。)
電撃戦隊基地の医務室が登場するのは、第21話から5話振りで、これで3回目になります。
麻衣が東郷を追って話をした場所は、高坂ニュータウンの階段の前でした。
遠目ではありますが、今回も住宅地が登場しており、これで12回目になります。
今回のアイキャッチは、アハメスが「この2人を人質にして、リンド星の動物と交換するのよ」と言った所で挿入されています。
Aパートで使われた廃屋は、第8話で使われた廃屋と同じようでした。
武蔵野の外れにある廃墟のロケ地は、第21話でゴズマの前線基地に使われた場所と同じようでした。
Bパートの変身シーンも、麻衣が「レッツチェンジ!」と言った後、単独変身していました。(第22話のバンク映像が挿入されていました。)
今回もOP曲のインストが使われており、これで7回目になります。
フェニックスファイヤーが使われるのは、劇場版第2作を除くと第15話から11話振りで、これで2回目になります。
台車に乗ってギョダーイが現れるシーンは、前作『バイオマン』第44話で台車に乗ってシルバが現れるシーンを彷彿させました。
今回もパワーバズーカで粉砕された宇宙獣士の肉片が見られましたが、今回は巨大化光線を浴びて爆発する演出が見られませんでした。
合体済みでチェンジロボが現れるのは、第24話から2話振りで、これで9回目になります。
巨大戦では、工場や村のミニチュアが見られましたが、チェンジロボが火に囲まれた後は更地になっていました。(チェンジロボが火に苦しむシーンでは、背景が暗闇になっている演出も見られました。)
今回も呼称されませんでしたが、空を飛ぶ時に第23話から3話振りにスーパージャンプを使っているようでした。
今回は呼称されませんでしたが、第24話から2話振りにチェンジバルカンが使われ、これで13回目になります。(空を飛んだ状態で使うのは、第22話から4話振りでした。)
エピローグでは「薬を積んだ直人のロケットは、シャトルベースの見送りを受け、リンド星に旅立った」というナレーションが挿入されていました。
その後のシーンでは、本話でしか見られないシャトルベースの一室も見られました。
いつもは5人全員が登場するエピローグですが、本話は麻衣とさやかのみの登場で、なかなか良い演出だと思いました。(麻衣が東郷の事を回想するシーンの一部も、周りに靄が掛かったような演出が見られました。)
ラストシーンでは「麻衣の淡い初恋は、宇宙の彼方に消え去り、終わりを告げた。だが、ゴズマとの戦いは続く。負けるな、チェンジマン!負けるな、地球守備隊!宇宙の未来は、君たちが守るのだ」というナレーションが挿入され、シャトルベースが地球に帰還する時にハートマークが浮かび上がる演出も見られました。
余談ですが、本話の放送日の前日に、『燃えろ!! ロボコン』でロビーナを、『劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』で仮面ライダーファム/霧島美穂を演じる事になる加藤夏希さんが誕生しています。
本話の放送日の2日後には、『仮面ライダービルド』で赤羽(大山勝)を演じる事になる栄信さんが誕生しています。
本話の放送日の3日後には、『炎神戦隊ゴーオンジャー』でゴーオンブルー/香坂連を演じる事になる片岡信和さんが誕生しています。
■チェンジドラゴン/剣飛竜
伊吹の前で「私」という一人称を使っていました。
リンド星に救援に行く事を申し出ていましたが、自分が行った後の事までは考えていないようでした。
東郷と共に脱出した麻衣に「良くやったぞ!麻衣!ドクターを安全な場所に早く!」と声を掛けていました。
■チェンジグリフォン/疾風翔
「ドクター東郷」という言葉を聞いて、「あの宇宙医学で有名な、地球守備隊アメリカ支部のですか?」と伊吹に聞き返していました。
「チェンジマン!抵抗すると翼麻衣の命はないぞ」とブーバに言われ、「何だと!? ◯◯(聴き取れず)」と言っているようでした。
■チェンジペガサス/大空勇馬
Aパートで駆け付けた時、チェンジフェニックスに「もう大丈夫だ!」と言っていました。
電撃戦隊基地の司令室のモニターで東郷と麻衣がアハメスに捕らえられた事を知り、「だけど、どうして麻衣と一緒なんだ?」と言っていました。
■チェンジマーメイド/渚さやか
リンド星に「行かせてください」と言う東郷に反応する麻衣を、見逃しませんでした。
Bパートではトランクを持っていて、麻衣の事を心配していました。
エピローグで麻衣を優しく受け止めるシーンがなかなか良かったです。
■チェンジフェニックス/翼麻衣
赤い鉢巻を巻いてランニングの格好で走っていました。
大きな石に躓いて左膝から赤い血が滲み、「何でこんな所に石があんのよ!? 信じらんない、もう!それにしても私ってドジ!」と自分の頬を叩いていました。
サブタイトルで20歳である事が明かされますが、劇中で年齢が明らかになるのは、本作では麻衣だけです。
ホーグルが初登場した時に右目の辺りが切れて血を流していましたが、左膝と共にすぐに治っていました。
第22話から5話振りにバイクに乗っていましたが、今回も剣と同じ赤いヘルメットを被って、疾風と同じ白いバイクに乗っていました。
気丈に振る舞いながらも、さやかの前で泣く女の子らしい姿も見せていました。
■伊吹長官
剣のチェンジブレスのモニターに映り、「すぐ基地に戻るんだ」と言っていました。
ギギが持って来たメッセージのCDをセットしていました。
プレアデス星雲系リンド星がゴズマの伝染病で滅亡の危機を迎えている事を知っているのは、第53話で判明する正体の伏線でもあります。
■鈴木隊員
Aパートで立ちながら電撃戦隊基地の司令室のモニターを見ていました。(Bパートでも映っているようでした。)
■庄司隊員
前話も登場していましたが、OPで役者のクレジットがあるのは、第12話から14話振りになります。
Aパートで立ちながら電撃戦隊基地の司令室のモニターを見ていました。
■野本隊員
Aパートで立ちながら電撃戦隊基地の司令室のモニターを見ていました。
■菊池隊員
Aパートで立ちながら電撃戦隊基地の司令室のモニターを見ていました。
■その他の地球守備隊(電撃戦隊)関係者
地球守備隊アメリカ支部の東郷直人が登場していましたが、何故日本にいたかは不明です。
エピローグで東郷を見送るシーンでは、前話のカラオケパーティーに出席していた隊員たちの姿も見られました。
■バズー
第9話・第10話・第20話・第22話・第25話のようにゴズマードの内部に姿が映るカットが見られました。
落ち着いた口調でギギの始末を命令していました。(直接的な描写はありませんでしたが、第23話から3話振りに宇宙獣士を送り込んだようでした。)
荒廃した惑星に現れた時は、第24話と異なって周囲が暗くなっておらず、アハメスに何も言っていませんでした。
■ギルーク
リンド星攻略に興味を持っていないようでしたが、特に伏線という訳ではないようです。
■アハメス
第24話から2話振りに登場し、第20話と同じようにOPでギルークと同じ位置にクレジットされていました。
Bパートでは荒廃した惑星から地球の様子を見ていたようで、「おのれ、ブーバ!チェンジマンの作戦に嵌まるとは!」と言っていました。
■ブーバ
バズーの話を聞いた後に「ははっ!」と畏まっていましたが、あまり乗り気ではないギルークの様子を見て戸惑っているようでした。
今回も地球に赴いていましたが、シーマともゲーターとも一緒でないのは、第16話から10話振りになります。
ブルバドスから光線を出すのは、劇場版第2作を除くと第22話から4話振りで、これで3回目になります。(左手の爪から光線を出すのも、劇場版第2作を除くと第22話から4話振りで、これで4回目になります。)
ギョダーイが乗っていた台車に乗り、「ギョダーイ、やれ!」と指示を出していました。
■シーマ
第3話・第11話・第14話・第16話・第19話のように台詞がありませんでしたが、OPでは声のクレジットがありました。
■ゲーター
第9話・第14話・第16〜20話・第23話のように台詞がありませんでしたが、OPでは声のクレジットがありました。
■ギョダーイ
バズーがゴズマードの内部に姿が映るカットでは、第9話・第10話・第15話・第19話・劇場版第2作と同じ位置で眠っているようでしたが、その後は第7話・第8話・第11〜13話・第17話・第18話・第22話・第25話と同じ位置で眠っていました。
武蔵野の外れにある廃墟の中から台車に乗って現れていました。
声が聞かれましたが、今回もOPでは声のクレジットがありませんでした。
■ヒドラー兵
Aパートで公園の芝生から現れていました。(直人の右腕に噛み付いている者もいました。)
その後は廃屋に出現し、Bパートは戦隊名乗り後に現れましたが、倒される様子はかなり省略されていました。
ホーグルはリンド星を伝染病で征服しようとした宇宙獣士。
直接的な描写はありませんでしたが、マーゾ(第6話)、デモス(第7話)、ゴースト(第11話)、ミラルカ(第22話)、ゼーラ(第23話)に続いて、バズーに直接送り出された宇宙獣士だと思います。
技名の呼称はありませんが、プラズマ弾や羽根手裏剣を武器にしていました。
声を演じたのは、ガブー(第1話)、ゾビー(第3話)、ゴースト(第11話)の声を演じ、バルルカ(第37話)、ゴーダ(第43話)、ジャン(第50話)の声を演じる事になる依田英助さんです。(OPではクレジットされていませんが。)
靴を履いていますが、巨大化再生後は何故か裸足になっていました。
↑第23話から第33話まで収録されているDVDです。映像でじっくり観たい方は是非ご購入ください。
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- 2017/02/24(金) 22:39:23|
- 電撃戦隊チェンジマン
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